どうも、セールスコピーライターの長嶺です。
スマホゲームでコピーライティングが学べる!
なんて言われたら興味ありますよね?(断言)
ストーリーがすばらしすぎるスマホゲーム『消滅都市』

僕は、かれこれ1年以上『消滅都市』ってスマホゲームにハマっているのですが、
このゲームがね。ま~なかなか良いゲームなんですよ!(叫)
僕が飽き性であることをよく知る人たちならば、
その僕が1年以上ハマっているゲームと言えばそのすざまじさが分かるのではないでしょーか。
「僕、消滅都市やってますよ!」
って方はぜひ友達になりましょう。^^
で、この消滅都市なんですけど、
ゲームとして面白いのはもちろんとして、
とにかく、ストーリーと音楽と画面演出が
神がかっているのが特徴です。
音楽 + ストーリー + 画面演出
この3つの組み合わせで、ここまでプレイヤーを惹き込ませるゲームは、少なくとも僕はほかに見たことありません。
おかげで今日は真昼間から泣かされました。
あのストーリーにあの新曲挿入は卑怯だろ。・゜・(ノД`)・゜
泣きそうやわー。やっぱ音楽いいなぁ。うまいストーリーと融合すると、『卑怯や!』と口走ってしまうほどに感情を揺さぶられる。音楽と融合した発信術色々考えたい!#消滅都市 pic.twitter.com/gUux8R19Nv
— ケイイチ@文字書いて売るキャンパー (@ungaiizo) 2016年6月14日
思わずツイッターでもつぶやいてしまっています。
興味がある人は一度プレイしてみてくださいね。
優れた演出物は、
コピーライティングの優れた教材となる
僕はこのゲームにセールスコピーライターとしてかなり勉強させてもらっています!
しっかりとしたシナリオライターもついていて、文章演出がとてもうまいんですよ。
そして、それに添えられる音楽や画面演出も圧巻の一言!文句なしの100点です!!
だから僕は、そういった演出で「いいなぁ」と思ったものはガシガシメモしてストックしています。
だからこのゲームはコピーライティングの勉強になるんですよ。
テクニックが学べるのだと勘違いしていた人はすいませんm(_ _)m
でも、読者を惹き付ける文章を考えたいとき、
多くの人はそういった文章テクニックを求めがちですよね。
まぁ実際に、そういった文章テクニックがあるにはあるので最初はそれでいいんですけど、
文章力をテクニックで鍛え上げられるのは「基礎的な部分」だけにとどまるということを覚えておいてください。
つまり、どういうことかというと、
文章テクニックを覚えるというのは
文章の書き方や組み立て方を覚えただけってことなんです。
家の建築で言えば、柱や梁の組み立て方を覚えただけってことですね。
もちろん、それがなくっちゃ家は建てられないわけですが、
この構造しか勉強していない人が建てる家は豆腐の上に三角コーンを載せたような・・・
つまり、サザエさんのエンディングに流れる家しか作れないことでしょう。
まぁ・・・最初の一個ぐらいならいいけど、あんな家を増産されてもつまらないですよね。笑

↑こんなのね。
だから、結局どれだけ技術を磨いても、
どのような文章を書けるかはテクニックの領域ではないんです。
僕が「消滅都市」の中で学んでいるのは、当然そんなテクニックではありません。
そのプレイヤーを引き込んで離さない演出力を学んでいるんですよ。
情報発信はエンターテイメントであると心得よ。
演出力をつけよう!と書くとなんとも堅苦しい雰囲気でちゃいますが、
要は読者が「読みたい!」と思えるような面白い文章を書こうってことです。
まぁ、僕が毎回言っていることですね。笑
情報発信者のライバルは同業他社ではなくて
テレビやゲームといったエンターテイメントになります。
なぜなら、よっぽどの有名人は別として、
僕たちのようなたいして有名でもない発信者対して
わざわざ時間を作ってくれる読者はそうそういないからです。いや~悲しいけどこれが現実なんですねぇ。
じゃぁ、そんな弱者な僕たちが、
読者に時間を作ってもらうにはどうなるべきなのか?と言うと、
読者が「テレビよりもこっちのほうが面白い!」と思わせるような
エンターテイメント性のあるコンテンツを作って、
読者がテレビやゲームに向けていた娯楽時間を
奪えるほどの存在にならないといけないと僕は思っています。
特に実績も知名度も乏しい発信者は
それができていない発信は素通りされて当たり前だと思いましょう。
あ、ついでに一言付け加えると、実績や知名度のある人の多くは、
そもそもそういったエンターテイメント性のある発信ができていたから
実績と知名度がついたんだと言うことを忘れないでください。
実績や知名度があるから人が寄ってくるわけではなく、
人が寄ってくるような人だったから実績や知名度が上がるんです。
知名度や実績ができさえすれば、
堅苦しい文章でも読者は頑張ってついてきてくれますが、
それまでは読者を楽しませる演出重視であるべきだと心得ましょう。
知名度がないときはとにかくエンターテイメント性重視!
あの大人気漫画、進撃の巨人も同じ戦略だった!
そういえば、大人気漫画の進撃の巨人は
単行本13巻から話の内容が劇的に難しくなっているんですが、
その展開をめぐり作者と編集者が談笑し合っているシーンがテレビで放送されたことがあります。

↑なぜか事務所の専門書にまぎれて進撃の巨人が置いてあるw
進撃の巨人と言えば、謎の巨人が理不尽に人々の生活を壊して食い散らかしていくなかなかショッキングな漫画です。
まずそんな進撃の巨人の連載当初について作者はこんなことを言っていました。

《そして、13巻あたりを迎えて・・・》

もう進撃の巨人は、それなりに大人気漫画に成長してきた。
ここまでこれば進撃の巨人が難しい展開を迎えても読者は頑張ってついてきてくれる!
だから、ここからは進撃の巨人の世界が持つ深い闇や難しい人間関係、
そういったものを前面に出して読者が頭を悩ませながら読むようなシーンを増やしていきました。
おかげで、更に進撃の巨人の世界を深く描くことができました。
※内容は間違ってないと思いますが、参考資料が僕の記憶だけなので言い回しは実際とは異なると思います。
どうでしょう?
発信する畑こそ違いますが、あの進撃の巨人の作者もそういっています。
これで多少は僕の訴えるエンターテイメント性の重要性に真実味を感じていただければ幸いです。
現代人は、1日5000もの広告を見ています。
睡眠時間が6時間として、その時間を省いたとして実にその数13秒に1個!!
友人との会話や、メール、テレビ、ゲームなどの時間を除くともっともっと時間がシビアになります。
漫画の世界の「パラパラパラ」の瞬間に選ばれるよりはチャンスが多そうですけど、
こうやって考えると、選ばれないのが当たり前の世界だといえますね。
だからこそ、徹底的に選ばれる存在になる努力をしなくてはなりません。
エンターテイメント性を会得したいなら
話題のエンターテイメントには必ず触れよう!
以前、情報発信で面白い文章を書く方法?それならまずこれを見るべきだ!という記事でも書いてますけど、
エンターテイメント性の高い文章を書きたいならそういった演出にまず触れまくるべきです。
前の記事では、その勉強素材としてラノベを紹介ましたが
別に映画でも良いし、消滅都市のようなゲームでもかまいません。
とにかく、演出を知ること。これが大事です。
面白い言い回し、面白い切り返し、面白い会話、面白いキャッチコピー。
話題になるものにはすべてこれらのヒントが隠されています。
こういったヒントをストックしておけば、必ずやあなたの文章演出の助けになります。
それに、そのネタそのものを使っても良いですしね^^
先ほど僕が書いた進撃の巨人の作者が語った話なんかは、完全にそのまま利用したスタイルでした。
話題のネタを使うのもエンターテイメント性と考えてもらって結構です。
そして、もうひとつ、
実はここまで書いた文章の中に、
ある漫画を参考にした言い回しを使っています。
結構わかりやすく強調しておいたのですが・・・
どこか分かりましたか?( ̄▽+ ̄*)
実績や知名度があるから人が寄ってくるわけではなく、
人が寄ってくるような人だったから実績や知名度が上がるんです。
この言い回し、覚えていますか?
進撃の巨人の話をする前に使った言い回しです。
これの元ネタはこちら。
忍の世界で一番偉い人が「火影」なんですが、その火影を目指す主人公のナルトにかけられた言葉がこれです。
なかなかキャッチーな言葉ですよね
僕はこの言葉を見たときに「これだぁああぁぁぁ!」と思っていつか使おうと思っていたんですよ。
こうやって役に立ちます^^
総括
僕がセールスレターで使う言い回しやブログのネタなんかは、このようにどこかで僕自身が「いいなぁ」と思ったものを自分なりにアレンジして使っています。
もちろん、その時は今回の記事のようにいちいちネタバレしませんけどね。笑
でも、そんな言葉が読者に響いていつも多くの感想をいただけています。
自分の文章に魅力がないと悩んでいるなら、余所からどんどんぱくってきましょう^^
と、言うことでスマホゲームの消滅都市ぜひやりましょう!笑
パラパラパラっと雑誌購入者がページを適当にめくったときに
進撃の巨人のどのページが偶然に開かれたとしても
「なんじゃこれ!」と読者をギョッとさせる漫画を書くしかないと思ったんです。
だから初期の進撃の巨人は演出もコマ割りもとにかく迫力重視でした。